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    <title>囃子の世界</title>
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    <title>小鼓の調べ作りに挑戦！</title>
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    <published>2010-05-30T15:53:51Z</published>
    <updated>2010-05-30T15:54:13Z</updated>
    
    <summary> 鼓打ちとして楽器がどの様に作られているのかを知らないのは恥ずかしいですし、自分の目で作業工程を見て、実際に作ってみたい...</summary>
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            <category term="小鼓" />
    
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        <![CDATA[<img alt="鼓たち.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E9%BC%93%E3%81%9F%E3%81%A1.jpg" width="470" height="353" />
鼓打ちとして楽器がどの様に作られているのかを知らないのは恥ずかしいですし、自分の目で作業工程を見て、実際に作ってみたいと長い間思っていました。
なかなか機会が無かったのですが、念願叶い、先ずは調べ作りから学びたいと思います。

私が鼓を習い始めた頃の調べの質感と最近のものが違う様に感じていました。
勿論、調べにも幾つかランクがあるのですが、それだけの理由ではなく採れる素材自体がたった十数年の間でさえ変わってしまったのではないかと。

京都の山下慶秀堂さんの調べをいつも使わせて頂いていますが、今回初めて工房を訪ねました。
急にお電話したにも拘らず、快く迎え入れて下さったのは宗家５世家元、調べ緒作家の山下雄治さんと、頼もしいお弟子さん！（お名前を聞きそびれてしまいました・・・）


<img alt="麻１.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/hayasi/%E9%BA%BB%EF%BC%91.jpg" width="300" height="470" />
調べの素材は麻です。山下さんは栃木県の鹿沼のものを使われているそうですが、最近は中国のものも選んで使っていらっしゃるそうです。夏（７月頃）の時期に収穫して、水に浸しておき、腐る直前にすっと抜くと繊維が綺麗に取れるそうです。そうして乾燥したものがこの写真です。
半分に折って結わいてあるので実際にはこの倍の長さ、約150cm位あるそうです。麻ってそんなに大きくなるのですね！
この状態ではぱりぱりとした硬い感じです。


<img alt="麻２.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E9%BA%BB%EF%BC%92.jpg" width="470" height="353" />
質の良いものを選んで、小分けにして水に浸します。柔らかくなったら機械で叩きまた水に浸します。この作業を１週間位繰り返すと、繊維もしなやかになって来ます。
再び乾燥させて、小鼓、大鼓、太鼓、大太鼓・・・とそれぞれ作りたい調べの太さに合わせて更に小分けにします。


<img alt="綯う.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E7%B6%AF%E3%81%86.jpg" width="470" height="353" />
端を釘に引っ掛けて、いざ調べを縒り始めます。調べは「綯う（なう）」と言うそうです。
左手に二本とも乗せて右手で押し出す様に滑らせます。
もうこの時点では麻は柔らかい繊維になっていました。


<img alt="綯う　手元.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E7%B6%AF%E3%81%86%E3%80%80%E6%89%8B%E5%85%83.jpg" width="470" height="353" />
奥の調べを手前のものと入れ替えて同様に手の上を滑らせて行きます。
綯っている途中、手の感覚で調べが細くなり始めたかなと思ったら、小分けにしている一束をジョイントして更に進めて行きます。一束は後ろの台にくるくると丸まっているものです。太鼓、大鼓は更にこの一束が太くなっていきます。
段々慣れて来てリズム良く進められる様になりましたが、繋ぎ目が難しく、上手に新しい所を包み込んで隠しながら一体化させていくのに苦労しました。

山下さんには「笑いながらやっているときの方が上手く出来ているね！」と励まして頂きながら・・・
あまり真剣になり過ぎると引っ張る力も強くなり、どんどん細くなってしまって却って良くないようです。

適度に手を湿らせながら綯っていくのですが、手の湿度は人それぞれですが体調にもよるようで、山下さんは調子の良い時には朝から分かるそうで、全く濡らさずとも自然と程良い手の湿度の日は、どんどんはかどるそうです。
私は度々湿らせていました・・・


<img alt="完成.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E5%AE%8C%E6%88%90.jpg" width="470" height="353" />
予想以上に時間が掛かりましたが、無事に完成しました！
結構頑張りましたね！！小さい頃から細かい作業をずっと続けている子供だったようで、こんな所でその性格が活かされるとは(^.^)


<img alt="染め.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E6%9F%93%E3%82%81.jpg" width="470" height="353" />
お二階では午前中に染色された調べを干していらっしゃいました。
鮮やかな朱色ですね！！
私のも染めて送って下さるそうで、楽しみです。


<img alt="調べ掛け.jpg" src="http://tosya.kaho.jp/diary/%E8%AA%BF%E3%81%B9%E6%8E%9B%E3%81%91.jpg" width="298" height="470" />
山下さんがお作りになられた調べを掛けさせて頂き、実際に打ってみました。
楽器を取るためにすっと調べに触れると、何とも言えない心地良さです。
しっとりとしていて、まるで絹の様なするっとした肌触りです。
思わず「気持ち良い〜！！！」と声を上げてしまいました。そんな感想は初めてだとか・・・
余りの気持ち良さに調子に乗って時を忘れて打ち続けていました。

小鼓は一音一音打つ度に、左手で調べを握ったり放したりして音色を変化させています。
皮の張力を調整している大切な役目を担う調緒。滑りが悪くては良い音を作り出すことが出来ません。

小鼓の中で、調べだけは新しいものを使います。
良い素材が無いと良いものをが作れないと仰っていた山下さん。疑問をぶつけてみると、矢張り在来種の栽培が規制されていて、品質が劣っていると残念そうに答えて下さいました。

１９歳の時にたまたまお家に修理にいらしたのがきっかけで、先代に弟子入りし、５年後には師匠を亡くしてしまいますが、その後家元を継がれ様々な障害を克服しつつ素晴らしい調べを作り続けられてこられました。独立された兄弟子たちも廃業された方も数多くいらっしゃると伺い、心配したのですが、目下修行中？の頼もしいお弟子さんがいらしたので安心しました。しかも女性なので、益々嬉しく思います。
調べを作られる方が居なくなられては、鼓を打つことが出来ません。これからも磨き上げられた技術を伝承していかれる山下さんの目はとても輝いていらっしゃいました。]]>
        
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    <title>囃子とは</title>
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    <published>2005-12-25T03:14:05Z</published>
    <updated>2005-12-25T03:19:22Z</updated>
    
    <summary>　能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席など、日本の各種芸能や各地のお祭りで、拍子を取ったり、雰囲気を作り出すために、楽器や声を用...</summary>
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            <category term="囃子" />
    
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        <![CDATA[　<strong>能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席など、日本の各種芸能や各地のお祭りで、拍子を取ったり、雰囲気を作り出すために、楽器や声を用いて演奏される音楽を囃子という。</strong>　ここで取り扱うのは主に日本の古典音楽に使われる打楽器および笛である。
　その歴史は古く、<strong>縄文・弥生時代にすでに使われていたことは出土する埴輪からも推量できる。</strong>
　現在使われている打楽器は、主に<strong>6～7世紀頃、朝鮮・中国から外来文化と共に伝わったと</strong>考えられる。<strong>14～15世紀に「能楽」が成立</strong>すると、能楽囃子が確立し、小鼓・大鼓・太鼓・能管と謡いだけですべての音楽的表現をする類いまれな形式が完成した。
　<strong>17世紀の初め、「阿国（おくに）歌舞伎」が発生</strong>し、次第に能楽囃子を採り入れ、時代が下って<strong>三味線の導入</strong>と共に、大太鼓・篠笛・仏教楽器等も加わって「歌舞伎音楽」が確立された。

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    <title>楽器について</title>
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    <published>2005-12-25T03:02:13Z</published>
    <updated>2006-01-15T17:11:13Z</updated>
    
    <summary> 「能管」（のうかん） 　雅楽で用いられる龍笛（りゅうてき）という横笛が、室町時代に、能舞台で響くように改良されて生まれ...</summary>
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            <category term="笛" />
    
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        <![CDATA[<img alt="笛.JPG" src="http://tosya.kaho.jp/hayasi/%E7%AC%9B.JPG" width="450" height="350" />


<strong><em>「能管」（のうかん）</em></strong>
　雅楽で用いられる<strong>龍笛</strong>（りゅうてき）という横笛が、<strong>室町時代</strong>に、能舞台で響くように改良されて生まれた。
　強く鋭い音を得るために、<strong>竹を縦に割って裏返し、竹の表面を内壁にしている。</strong>また、歌口と歌口に最も近い指孔との間の管内部に<strong>「喉（のど）」</strong>という小さな竹管を仕込み、あえて旋律を調えず、<strong>メロディーよりもリズムを主にした奏法に特色があり</strong>、幽玄の世界、象徴的な風姿を表すのに適している。
　また、楽器によって、長さも指孔の間隔も異なるため、１本１本音程が違う。


<strong><em>「篠笛」（しのぶえ）</em></strong>
　<strong>大和時代に成立した古い歴史を持つ横笛</strong>で、長唄・歌舞伎・祭囃子などで用いられ、能楽では使われない。
　篠竹そのままか、漆を塗っただけの単純な構造である。
　他の横笛は１本あれば演奏できるが、<strong>篠笛は旋律を担当</strong>するため、共演する唄や楽器の音の高さに合わせ、<strong>長さの違う笛を何本も揃えて、その都度使い分けている。</strong>]]>
        
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    <title>楽器について</title>
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    <published>2005-12-25T03:00:04Z</published>
    <updated>2006-01-15T17:15:38Z</updated>
    
    <summary> 「太鼓」（たいこ） 　神楽でも用いられる。推古天皇の時代に朝鮮半島より伝来したと考えられており、やはり室町時代に発達し...</summary>
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        <![CDATA[<img alt="太鼓　赤.JPG" src="http://tosya.kaho.jp/hayasi/%E5%A4%AA%E9%BC%93%E3%80%80%E8%B5%A4.JPG" width="450" height="350">


「太鼓」（たいこ）
　神楽でも用いられる。<strong>推古天皇の時代に朝鮮半島より伝来したと考えられており</strong>、やはり<strong>室町時代に発達</strong>した。
　胴は<strong>欅（けやき）、栴檀（せんだん）、松の良材</strong>を手作業でくり抜き、表面には美しい漆蒔絵が施されている。
　<strong>牛革</strong>を用い、表皮の表には中央に鹿革の<strong>「撥皮」</strong>を張り、裏の中央にも同様に<strong>「裏張り」</strong>を張って、振動の調和を図る。裏皮には何もしない。
　<strong>麻製の紐（調べ）</strong>で胴と皮をしっかりと組み、さらに横調べできつく締め上げる。
　<strong>「テレン」と称される台</strong>に乗せ、<strong>檜製の太撥と細撥</strong>で打つ。能楽では太撥のみ使用する。
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    <title>楽器について</title>
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    <published>2005-12-25T02:56:43Z</published>
    <updated>2006-01-15T17:17:30Z</updated>
    
    <summary> 「大鼓」（おおつづみ） 　「おおかわ」とも呼ばれる。小鼓と同様、平安時代から演奏されており、室町時代に発達した。 　胴...</summary>
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            <category term="大鼓" />
    
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        <![CDATA[<img alt="大鼓　赤.JPG" src="http://tosya.kaho.jp/hayasi/%E5%A4%A7%E9%BC%93%E3%80%80%E8%B5%A4.JPG" width="450" height="350" />


「大鼓」（おおつづみ）
　<strong>「おおかわ」</strong>とも呼ばれる。小鼓と同様、<strong>平安時代から演奏</strong>されており、<strong>室町時代に発達</strong>した。
　胴は<strong>桜または花梨等</strong>の良材を手作業でくり抜き、表面には美しい漆蒔絵が施されている。小鼓よりやや大型である。
　<strong>成馬の丈夫な表・裏２枚の革</strong>を、<strong>麻製の紐（調べ）</strong>で胴の両端にしっかりと組み立て、さらに<strong>小締</strong>を用いて強く締める。
　<strong>演奏の際には、炭火もしくは電熱器で2時間程皮を焙じ、乾燥させる。</strong>そのため、大鼓の皮は寿命が短く、5、6回使用すると廃棄する。
　奏者は、左手で調べを持ち、左腿の上にのせ、左手の中指と薬指に<strong>和紙で作った指革（指サック）</strong>をはめて表皮を打つ。
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    <title>楽器について</title>
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    <published>2005-12-25T02:52:11Z</published>
    <updated>2010-04-17T05:05:20Z</updated>
    
    <summary> 「小鼓」（こつづみ） 　「ツヅミ」は元々インドの「dundubhi」から来たとも言われていて、日本には7世紀初めに腰に...</summary>
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        <![CDATA[<img alt="小鼓.JPG" src="http://tosya.kaho.jp/hayasi/%E5%B0%8F%E9%BC%93.JPG" width="450" height="350" />

「小鼓」（こつづみ）
　「ツヅミ」は元々インドの「dundubhi」から来たとも言われていて、日本には7世紀初めに腰に下げる細腰鼓が伝わり『伎楽』に用いられた。奈良時代には様々な種類の鼓が大陸より渡来し、『雅楽』の楽器として用いられるようになっていった。
その後独自の発達を遂げ、平安時代には白拍子により演奏されていたが、室町時代の『能』の確立と共に発達し『歌舞伎』の成立と共に、その音楽でも中心的楽器となった日本独自の打楽器である。
　胴は桜の良材を手作業でくり抜き、表面には美しい漆蒔絵が施されている。寿命は長く、何百年と打ち継がれて行く。
　幼馬の革でできた表・裏２枚の皮を、調緒と呼ばれる麻製の紐で胴の両端にしっかり組み立てる。
　百年以上、何世代にもわたり打ち込むことで、良い小鼓の音色となる。
奏者は左手で小鼓を持ち、右肩の上に構え、右手で表皮を打つ。左手は横調べを締めたり緩めたりすることで音を数種類変化させることが出来る。
　小鼓は湿気が必要で、演奏前に皮に息を吹きかけたり、調子紙と呼ばれる和紙を貼り音色を調える極めて繊細な楽器である。]]>
        
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