真しほ会
今回の真しほ会は「春興鏡獅子」上の巻の立鼓と言う大役を頂き、とても緊張して居りますが、貴重な機会を頂きましたので、精一杯務めたいと思います。
「春興鏡獅子」は明治26年に名優9代目市川団十郎が歌舞伎座で初演した歌舞伎舞踊です。
江戸城の大広間で小姓の弥生がお鏡曳きの余興として舞を披露することとなりました。
秘蔵の獅子頭が祭壇に祀られ、家老らは今や遅しと、弥生を待ち構えています。
姿を現した弥生は、恥ずかしさに一度はその場を逃げ出しますが、観念して舞を披露し始めます。
手踊りに始まり、習い覚えた踊りを次々と披露。やがて祭壇の獅子頭を手にした弥生に、獅子の精が乗り移り、獅子の狂いを見せはじめると言う物語です。
今回の演奏では、上の巻の小姓弥生の場面は女性で、下の巻の獅子になった場面は男性で演奏致します。
私が初めて歌舞伎座で歌舞伎興行に出演させて頂いたのが、この鏡獅子の胡蝶の役です。
市川染五郎さんが初めて鏡獅子を踊られた時のことです。
小学生だったあの頃、将来は舞台人になりたいと思ったのは今でもよく覚えています。
ご縁のある曲なのですね!
お時間がありましたら是非お出掛け下さい。
iご連絡は下記にお願い致します。
游雅オフィス
赤星 玄
Tel: 03-3350-0146
Fax; 03-5379-0744
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