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2011年04月03日

さようなら・・・赤坂プリンス旧館・・・

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日韓併合時代の1930年、朝鮮王朝の邸宅として建てられ、李王朝の皇太子、李埌皇太子と日本の皇族から嫁がれた方子妃が住まわれていた由緒ある建物です。
戦後は王族の身分を失い、この邸宅は参議院議長官舎として使われた後、売却され赤坂プリンスホテルになったそうです。


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当初は31の客室が有ったそうですが、今は無く、レストランとバーが利用出来ます。
この扉には206と客室として使用していた頃の名残が見えますね。


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2階のフランス料理レストラン「Le Trianon」
ここは李ご夫妻の生活の場だったそうです。


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私はここの空間が大好きです。石造りの暖炉、落ち着いた壁紙、洋館ながら技を尽くした格天井、温かい木の机、低い椅子、陰影を綺麗に作り出してくれる間接照明・・・
〈陰性礼賛〉和洋が見事にコラボレートされています。

誰かの書斎に訪れたような、長居したくなる落ち着いた気持ちと、何か小さな発見があちこちに眠っているのではないかと言う歓びとが入り交じっています。


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最終日の最後の営業で名残惜しみながらその空間を堪能させて頂きました。
伝統芸能、伝統工芸、私が知っているこの数年の間にも技術が途絶えてしまったものが幾つも有ります。当時の最高の技術と職人さんの魂やセンスが隅々にまで宿っているこの旧館。

古いものを捨ててしまうことは簡単です。
でも一度失ったものは取り戻すことは不可能です。
それは私が携らせて頂いてる伝統芸能でも同じこと。
受継がれて来たものに、極上の新しいエッセンスが加わってこそ、それがまた伝統となって残されて行く。それはいつまでも色あせること無く。81年前に建てられたこの旧館を惜しむ人がこの2011年に沢山居るように・・・

詳しくはhttp://aso.kaho.jp/diary/をご覧下さい。

日時: 23:55 | コメント (2) | トラックバック (0)

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コメント

僕も、食べたかった。

流石に3月は全くキャンセルが出なかったそうです。様々な思い出やドラマのある歴史的建造物です。どうにかして維持出来ると良いですね!

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