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2010年05月18日

寒山拾得

寒山寺.jpg
奥多摩の「寒山寺」
中国寒山寺は江蘇省蘇州市西方の楓橋鎮にあり、天台宗の三賢と言われる、「寒山、拾得、豊干」の像が安置されています。
「寒山、拾得」は、唐代の初期(7世紀)に天台山に住んだ清貧の僧で、平民詩人として、また奇行の多い超俗的人物として知られています。
豊干禅師の弟子で寒山は石穴に住み、乞食僧の様な風態ながら、仏教の哲理を極め、『寒山寺詩集』を遺しています。
後に寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の化身と伝説化されました。

「月落鳥啼霜満天・・・」

長唄の『寒山拾得』は坪内逍遥作詞、4世吉住小三郎・3世杵屋六四郎作曲、藤間勘右衛門振り付けで明治44年(1911)初演されました。


鳥かご簪.jpg
すぐ近くに「澤乃井 櫛かんざし美術館」があります。
伝統工芸が好きな私としては立ち寄らずにはいられません。
岡崎智予さんのコレクションが基になっているそうで、江戸から昭和迄の櫛と簪、印籠、はこせこ、衣装など4000点にも及ぶそうです。
その中から拝見した素晴らしい工芸の数々・・・

この簪はお嫁入りの時に挿していたそうで、籠の中に小さな鳥がいます。
今の時代に「籠の鳥」と言われると嫌な印象を受けますが、その時代には嫁ぎ先でも籠の中の小鳥の様に可愛がってもらえる様に・・・との願いが込められていたそうです。
そして松竹梅のおめでたい飾りが付いています。


心に鍵を.jpg
「心に鍵を」心は私だけのものですよ・・・と男性から贈られたそうです。
江戸時代の言葉遊びは本当に粋で面白いですよね!!
展示替えを季節ごとに行われているそうなので、また違う時期に訪れてみたいと思います。

日時: 10:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

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