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2009年12月31日

御礼

お寺僧様1.jpg
光栄なことに、藤舎囃子研究会ではなかなか演奏しない曲にのらせて頂く機会に恵まれています。
第1回目は「猩々意想曲」でした・・・

今回の「蝉」は、尾上流の舞踊会、冬夏会で初演されたものを呂船先生が作調し直されたものです。
笙の何とも言えない天から降るような和音が静かに響き始めると、能管のムラ息と石笛が力強く聴こえ、大鼓の激しい掛声と、小鼓の宇宙を包込むような音色に導かれて打たれる太鼓・・・
そして今藤長一郎さんの澄んだ唄声。
次第に音の厚みを増しながら「蝉」は始まります。

幼虫として長いものでは17年も地下生活を送り、成虫になって地上で生きるのは僅か1、2週間。
そんな蝉の生命力の強さを表現した曲です。
一瞬たりとも気を抜くことが出来ず、いつになく緊張感に包まれた舞台でした。

「猩々」の時にも感じましたが、このようなお三味線の入らない器楽曲では、力量がそのまま出てしまいますし、それぞれの楽器の表現力と、アンサンブルとしての全員の団結力、方向性の相違がストレートに表に出てしまうのでとても難しいのですが、流石に先生方は短い練習期間にも関わらず、合わせの度にどんどん内容を膨らませていらっしゃるので、傍で打たせて頂いて本当に勉強になりました。
譜面を見て、曲を聴くだけでは決して感じることの出来ない、貴重な体験をさせて頂き感謝して居ります。また、普段では女性が男性と交じって演奏することは無いので、そう言う意味でも研究会らしい演奏を聴いて頂けたのではないかと思います。

年末のお忙しい中を、沢山のお客様がお運び下さいました。
心より御礼申し上げます

日時: 11:36 | コメント (0) | トラックバック (0)

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